【製作記録/造形】ブンブンニードル作ってみた
こんにちは!シノです。
今回は以前衣装を作ったSHOW BY ROCK!!のハッチンのギター、ブンブンニードルの記録です。
衣装製作記録はこちら
完成はこんな感じ
大きさ比較
以前のようにこちらもまだ撮影出来てませんのでおうち撮影(-"-)
衣装作ったならばギターも欲しいな!と思って作ってみました。
造形経験はそんなにないので手探りでしたが、意外と安く簡単にできました(*'ω'*)
なんちゃってギターなので、弦触れませんし(取れるので笑)正面でキレイにみせることしか考えていない作りなので横見られるのもツギハギがばれちゃいNGです(笑)
【もくじ】
製作費
ギターの構造は内側から形を安定させる芯素材、厚さを出す詰め物素材、外面はCOSボードとなってます。手に持って使うものなので、重ければ重いほどポキっと折れたりすぐ壊れちゃいます(´_ゝ`)なので、できるだけ軽い素材を選びました。
写真左から
【COSボード】
1300円
東急ハンズで購入。
硬さと厚さが欲しかったためハードタイプの一番分厚い5mmを選びました。
COSボードはコスプレ造形でよく使われる素材です!
【木の板】
100円(百均)
ネックの芯用。
針金でもいいかなと思いましたが木のが直線が安定してそうなので軽い木材で。二本入りでした。
【スチレンボード】
100円(百均)
ギターの厚みを出すやつ。
COSボードを重ねて厚みを出しても良いですが、そうすると結構COSボードを消費します(-"-)
ギターを作る中でCOSボードは一番高い買い物なので大事に使いたいところです。
わたくし見えないところは何でもいいやの考えなので(笑)
分厚くて固い素材の何かで代用しようと百均をさまよい
発見したのがスチレンボードでした。
【針金(いらなかった)】
100円(百均)
弦用に買いましたが使わなかったのでまた何かに使います。
【アクリルガッシュ】
1本250~500円くらい。黄色(大)と紫を1本ずつ購入。
そしたら家に同じものがあったという。
塗装用です。
アクリルガッシュは画材の1つです。
すぐ乾き重ね塗りを得意とします。色ムラは平筆で塗ればほぼ出ません(混色すると多少出るかも)。好き。
塗装はスプレー塗料でもいいと思いますが、わたしはスプレーヘタクソ芸人の上、家で振り撒けないので塗装はいつもアクリルガッシュでぬりぬりしてます。
今回は縞模様もあるので筆のが塗りやすい気もしますね。
【ジェッソ(白)】
800円くらい。2つ使用
東急ハンズで購入
写真には載ってませんが…塗装の下地です。
アクリルガッシュを塗るとき、ノリが良くなり塗りやすくなります。絵の具みたいです。
いつも参考にしてるサイト様です(*'ω'*)
ジェッソを下地として塗る -コスプレ造形の作り方と型紙のサイト[ギャクヨガ] 作例400種以上公開、武器、防具、小道具等
【刺繍糸】
200円(百均)
弦用。毛糸でもキラキラのがあればそれでもいいかなと思います。
総額3,300円くらい。
コスパよくできました(#^.^#)
他備品はうちにありましたのでタダです。
・アクリルガッシュ使用時に使う平筆、絵皿
・工作用紙、ボンド、接着剤、クリアファイル、アルミテープ等
製作記録
構造図
いろいろ紹介する前に考えた構造図を置いておきます。
造りはこんな感じです。
撮影時に持ち運びすることを考え、ボディとネックは外せるようにしました。
素材の切り抜き・接着・組み立て
構造を考えたら…COSボードの切り抜きから入ります!
工作用紙にギターの各部分の形を描きます。
ここはブンブンニードルの形を何度も見ながら完全フリーハンド…最早製図ですね。
罫線や目盛りがついている工作用紙がおすすめです。百均に売ってます
目盛りがあると左右対称の形にする時用紙を見たまま測りやすくなります(*^▽^*)
工作用紙に下書きができたら、はさみで切って…
COSボードの上に重ね、カッターで切っていきます。
各パーツが切れたら…ボンド等で接着していきます。
ボディ部分。木を乗せてはめ込む部分決めてます。
パーツも切り抜き。家に余ってたライオンボードの切れ端も使ったり
いつものとっ散らかりよう(笑)
木のはめ込みがうまくいくか試してます。まだくっつけてないです。
ネック部分の木材は2本を縦にくっつけ使う予定でした。ですが仮でくっつけ実際ギターを持ってみると長かったので、1本を半分くらいの長さでバキィって折っちゃいまして(切れる道具がなかった)…長さを調節しました(^ω^)
ちゃんと切れよって話なんですが見えないとこは…いいでしょ精神のため切れ端そのままでCOSボードで隠すシノ氏
皆さんは危ないからちゃんと切ったほうがいいですよ!
木材部分は、ボディとネックを繋ぐ箇所、ネックとヘッドを繋ぐ箇所、どちらもさすがに1発でぴったりはまりはしませんでしたので、ボディ部分の穴を広げてみたり、無理に押し込んだりしました(笑)
ブンブンニードルといえば、ここ!
お尻の針(?)
ギターのデザインとして蜂っぽさを出してて面白くて結構好きです(*^▽^*)
ここもできるだけ重くしないように…よく使うクリアファイル先輩に活躍してもらいます。
クリアファイルで針の形を作ってマスキングテープで固定。
その上から衣装製作の時にも使ったアルミテープでぐるぐる巻きにしたら針の完成です。
塗装
形が出来たので塗装に入ります!
写真を撮ってないのですが、まず全体に筆でジェッソを塗り、乾かしておいておきます。二度塗りのため乾いたらまた塗って放置。
ジェッソが完全に乾いたら、下地作業完了なので塗りに入ります。
アクリルガッシュそのままだと滑りが悪いので水を少し足します。水は多すぎるとムラになりますので、気持ち少なめの硬めほうがいいです。
また、平面を塗るときは、平筆がムラが出ずおすすめです(*‘∀‘)
アクリルガッシュは重ね塗りできるので濃い色の上に薄い色を重ね汚くなってしまう心配は少ないですが、薄い色→濃い色の順で塗ったほうが綺麗に仕上げやすいかなと思います。
まず単色の黄色い部分からぬりぬり。乾いたら紫をぬりぬり。
ネックの線は筆で描きました。
全部塗り終わったらひたすら乾かします。
アクリルガッシュは乾くの早いのですぐ乾くと思いますが1、2日は置いときました。
乾いたら、細かいパーツを接着剤でくっつけます。
弦取り付け・仕上げ
これで、残すは弦部分のみです。
買ってきた針金を広げてみると…
曲がり癖がついているのでいうこと聞かず(笑)
固定するにも針金の曲がる力で接着したパーツのほうが取れてしまうので針金はいったんやめました(-"-)
ネットを見ると柔らかい素材を使っている方もいたので。
キラキラ刺繍糸を買ってきました!!
これなら遠目で弦に見えるはず。
ペグの部分に、グルーガンで糸を接着。
反対側は、ブリッジ部分に当たるパーツにグルーガンで同様に固定。
グルーガンって何?って方はこちら
糸の長さは後々緩んでくるのが嫌だったので引っ張ってピンと張るくらいの長さで切りました。
弦綺麗に張れました(*^▽^*)
わたしの考える造形って、本物の素材と同じで作らなきゃというような固定観念にとらわれやすいのでごまかしのアイデアをもっと養いたいなと思うこのごろです(´_ゝ`)
おわりに
初めてのギター製作、コスパ良かったし、考えるのも楽しくできました(*'ω'*)
アクリルガッシュも楽しい。
思い通りのものを作った時は、やっぱりすごい達成感がありますね。
あとはギターストラップを作ってないのでまた取り付けたいです!
ここまでお読みいただきありがとうございました(#^.^#)